日本刺繍教室の案内-繍実syujitsu-

2008年04月23日

エンバ中国近代美術館

こんな美術館を発見しました!行って見たい!


エンバ中国近代美術館

中国清代の刺繍3000点のコレクションは、中国国外では最大の収蔵規模だそうで
す。

収蔵品の基礎は実業家植野藤次郎氏のコレクションで、
近代と現代中国の景徳鎮などの陶磁器・刺繍・絵画・工芸品が中心にその数1万点以上。

artmuseum.jpg

刺繍や中国の工芸品に興味のある方 ぜひ行って見てください!

行って見たいけど、東京に住んでいる私にはちょっと遠いですね;
場所は兵庫県芦屋からバスで20分だそうです。

みなさまのご協力を!
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posted by syujitsu at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界の刺繍

2007年12月06日

アイヌ刺繍

アイヌ刺繍

アイヌ民族はは北海道の先住民で、その歴史は和人(日本人)からの迫害の歴史です。
でもアイヌ語、アイヌ音楽など彼らのアイデンティティーは力強いです。

文字記録を持たない彼らはアイヌ独特の文様(アイヌ文様)を持っています。
アイヌの刺繍はアイヌ文様をモチーフとして使っていて、刺繍するよりもアップリケのように切り伏せとして使われることが多いです。
すべての文様に意味があるようなのですが、長い時の中でその意味を知っている人は少なくなり
今では「魔よけ」の意味があると大枠の意味しか伝わっていません。
(アイヌ語自体がほぼ失われた言語となっています)

アイヌ刺繍は服では開いている部分。すなわち袖、襟、裾に施されます。
簡単な模様を組み合わせて複雑な模様を作っていく幾何学模様です。

基本的な二つの模様がこれです。
アイヌ刺繍アイヌ刺繍


そして、この基本を組み合わせると、こんな感じ。
この模様は私が即興で作ったので、変な部分は目をつぶってください!
ainu3.gif

単純なのに、すっごく面白い模様が無限大に誕生します。
野性味あふれてて素敵なデザインです。

縫い方はチェーンステッチといわれる、ビンテージジーンズに使われている縫い方とコーティングステッチがほとんどです。


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mami
posted by syujitsu at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界の刺繍

2007年12月05日

インドの刺繍

世界の刺繍第二段はインド
インドは中国と並ぶ人口の多い国です。2000年の統計によると中国は12,7億人、インドは13.3億人の大国です。

インド刺繍の特徴はペイズリー柄をはじめとした繊細で緻密な模様刺繍です。
ショール、ストールやブラウスなどに刺繍を施していきます。

インドでは刺繍は地域に根ざしています。
女の子は6歳ごろ(永久歯に変わるころ)から母親から刺繍を習うと同時に所属する部族のデザインを受け継ぎます。
このデザインは衣装、壁掛けなどに刺繍され、それらはカースト(インド独特の身分制度)や部族が一目で分かる目印になります。

また美しい刺繍布は結婚のときの持参金代わりになったり、貯金としても意味合い(いざと言う時に売ってお金に換える)もあります。
indiaembroidery.gif

数あるインド刺繍の中には「チカン刺繍」というものがあります。
白い木綿布に白い木綿糸で刺繍していきます。
この刺繍は女性のみの仕事であり、この刺繍に従事する女性は不浄とされ2000年以上もの間生かさず殺さず刺繍のみを義務としていたと言われています。
(緻密な刺繍を施す女性が不浄とは何事(怒)!と思います)
さすがに現在ではこのようなことは無いですが、一つの刺繍にも歴史があります。
王侯貴族のためのチカン刺繍はとても精密で彫像のように美しい刺繍です。

ヒンドゥー教の一派では寺院を刺繍布で飾る習慣があり、寺院の壁は美しく刺繍布で彩られています。

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2007年11月19日

世界の刺繍 中国両面刺繍

世界の刺繍シリーズなるものを始めます。
世界にはこんなすごい刺繍があるぞ!と紹介したいなと思っています。

まず最初の国は中国です。
4000年の歴史の国にはすごい刺繍があります。
その名も「両面刺繍」

中国には四大刺繍といわれている産地があり、蘇繍、湘繍(湖南省)、川繍(四川省)、繍(広東省)です。
その内、蘇州で生産されている刺繍に両面刺繍が多いです。

刺繍って表は美しいけど、裏を見るとがっかりするくらいぼろぼろです。
同じ色を離れたところに使うときに裏からポ〜ンと糸が飛んだり、玉止めをしたりするためです。

でもこの中国両面刺繍は表から見ても裏から見ても美しい刺繍が浮き出している摩訶不思議な刺繍です。

そしてさらに驚きなのは「両面異繍」といわれるものです。この刺繍の特徴は表と裏で違う模様なのです。
一番ポピュラーなのは「金糸猿と狆」です。
(柄はいかにも中国と納得するようなものですが、写真は入手できませんでした)
片面に猿、もう片面に狆が刺繍され薄いシルクの布地を通して二つの柄が合わさり立体的に見えるのです。

「どこで玉止めしているんだ!?」と素朴な疑問。
刺繍の糸と生地の間の隙間に見えないようにするということですよ。

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mami
posted by syujitsu at 11:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界の刺繍